暑さ指数(WBGT)とは?


熱中症予防のための指標として、暑さ指数(Wet-bulb Globe Temperature:湿球黒球温度)・WBGTが使われます。物理学的にみた人体と環境の間の熱収支は伝導、輻射、対流、蒸発の過程に依存しています。

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暑さ寒さの感覚は人体と環境間の熱収支によって決定され、人は幅広い温度環境の変動の中で体温を一定に保つための生理的反応すなわち体温調節反応で恒常性を維持しています。。具体的な環境条件としては気温、気流、湿度、物体表面温度(輻射熱)が挙げられ、これら4要素の組み合わせが温熱環境になります。高温環境を評価する種々の温熱指標が提案されていますが、特に高温環境の指標として労働や運動時の熱中症の予防措置に用いられているものが暑さ指数・WBGTです。 WBGTはアメリカにより提唱されたもので、乾球温度、湿球温度および黒球温度により次の式で算出されます。
屋外で日射のある場合の、WBGT = 0.7 NWB + 0.2 GT + 0.1 NDB
室内または屋外で日射のない場合の、WBGT = 0.7 NWB + 0.3 GT
ここで、NWB(natural wet bulb temperature)は輻射熱を防ぎ自然気流に暴露された湿球温度、GT(globe temperature)は黒球温度(6インチ黒球温度計)、NDB(natural dry bulb temperature)は 自然気流に暴露された乾球温度です。
このようにWBGTは人体の熱収支に係わる環境の4要素のうち気温、湿度、輻射熱の3要素により算出されますが、湿球温度・黒球温度は気流の影響も受けていますので、気温、湿度、輻射熱だけでなく気流を加えた環境の4要素を積極的に取り入れた指標といえます。

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